【苺状血管腫】生後2週間から出現?娘のおでこの謎について
娘のおでこには苺状血管腫があります。
それはそれはド派手な見た目をしているので、結構心配されることが多いです。
こんな感じ。
今回はこの「苺状血管腫」について書いていきたいと思います。
そもそも苺状血管腫って何?
本来、体の成長とともに広がっていくべき毛細血管が、間違えて一点にぐっと集まってしまうことが原因だそうです。
多くは生後2週間程度で出現し始め、生後6ヶ月〜12ヶ月くらいを目処にどんどん大きく、そして膨らんでいきます。
我が家の娘も、おおよそ生後2〜3週間くらいで出現しました。
また、苺状血管腫はどちらかというと女の子の赤ちゃんに多く、男の子・女の子の割合としては1:3くらいになるのだそうです。
苺状血管腫は消えるのか?消えないのか?
ド派手な見た目のため、消えるのかどうか心配になりますよね。
結論からいうと「放っておいても徐々に消える」そうです。
それも真ん中から少しずつ退縮するのだとか。
ただし、大きく膨らんでいるものは、色素沈着やたるみとなって残る場合があり、大きくならないようにする治療を受けることもあります。
この場合には、増殖期と呼ばれる生後6ヶ月までの間にできるだけ早く治療を開始すべきだそうです。
目立たない場所や、極めて小さいものであれば様子を見ても良いのかもしれません。
(※口元や目の近く等、生命維持や成長において差し支える場所の場合は必ず治療になるそうです。)
我が家の娘は顔面で、しかも大きいということもあり治療を受けています。
苺状血管腫の治療方法は?
基本的にはレーザーや投薬治療です。
目の近くなどでレーザーが打てない場合には、投薬になることが多いそうです。
娘はおでこだったのでレーザーを選びました。
これは主治医の先生(形成外科)としっかりと相談し、決定することをおすすめします。
★同じく苺状血管腫を持って生まれた赤ちゃんのいるママさんより★
目の近くにある苺状血管腫もレーザー治療ができるようです。
その際はコンタクトレンズを装着して、目に直接レーザーが当たらないようにするとのことでした。
(2023年1月21日追記)
苺状血管腫のレーザー治療はどんな感じ?
パルス色素レーザー照射というそうです。(※別の名称もあるかもしれません)
1回につき、おおそよ5〜10分程度で終了します。
特に麻酔などはありませんでした。
注意事項としては、母乳なら4時間前まで・ミルクなら6時間前までに授乳を済ませる必要があるくらいです。
これは泣いて吐き戻した場合に危険だからとのことでした。
レーザーは目に入ると危険なため、しっかりと目を覆った状態で照射します。
付き添いの私もレザー照射用のメガネを着用しました。
正直めっちゃくちゃ泣きます。
痛くはないそうですが、娘が喋れるわけではありませんので真相は闇の中・・・
レーザー照射後は血管腫の表面がカサカサするので、ワセリンなどで保湿をして終了です。
どのくらいの期間治療をするの?
大きさや場所、膨らみ加減にもよるそうですが、だいたい1ヶ月に1度の照射を5〜10回が目安になるそうです。
娘は生後3ヶ月から開始して、3回目を終えました。(2022年12月現在)
現在まだ治療中のため、実際何回治療を受けたかについては随時更新していきたいと思います。
まとめ
勝手に消えていくものだと聞いても、赤ちゃんの苺状血管腫はどうしても気になるのが親心です。
このブログでは、今後娘のおでこを定期的に記事にして経過報告をしていきます。
同じように苺状血管腫を持って生まれてきた赤ちゃんのために、少しても情報の糧になれば嬉しいです。
今回はこれで終わります。